「すぎと町民ライター講座」は、町民ライターとして必要な基本スキルを学ぶ全３回の連続講座です。
受講生の一人であるありすちゃんに、お話を伺いました。

1年ほど前に春日部市へ引っ越してきたありすちゃんは、ローカルでの活動に力を入れてきました。「地域とインターネットを繋げたい」と考えていた彼女は、この講座が絶好の機会だと感じて受講を決めたそうです。

「春日部周辺エリア（春日部市、さいたま市岩槻区、宮代町、杉戸町）は都会に比べて、のどかで人の数は少ないのに、ひとりひとりが面白いことをたくさんやっていて、『濃さ』が全然違う」と感じたことから、ローカルを盛り上げたいという想いが生まれたそうです。

しかし、自分の感想を発信する個人のSNSとは違い、取材やインタビューには相手がいます。失敗して迷惑をかけてしまうのではないかという不安があったそうです。
講座を受講したことで、取材に必要な事前準備やインタビューの流れといった、基本的なノウハウを学ぶことができたといいます。「これで相手や自分を傷つける可能性が回避できそうです」とホッとした表情を浮かべました。

最後に、これから町民ライターとしてどんなことを記事にしたいかを伺いました。
ありすちゃんは、お店や場所の紹介もいいけれど「お店の人、そこに来る人について広めていきたい」と話してくれました。
春日部周辺エリアの人との出会いを通じて、まちの豊かさはカラオケの数やマックの数ではなくて、そのまちにいる人間の良さだと感じたそうです。
「地元の人に、『最高だよこのまち！』と語りたいです！」と意気込みます。

ありすちゃんが町民ライターとして、私たちにどのようなまちの魅力を教えてくれるのか、これからの活動が楽しみですね！


インタビュー・文：まるちゃん
アイコン：かんたん似顔絵くん（https://charat.me/portrait/）