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【レポート】古川橋側道橋の工事が進行中 歩行者・自転車にやさしい道路へ一歩前進
杉戸町と宮代町の古川橋で、歩行者や自転車の安全な通行を目的とした側道橋の整備工事が着々と進んでいる。(今回の側道橋は古川橋の上り線(橋より下流側)のみ、11月頃完成予定)
1月から4月までの基礎工事模様
現在進められているのは、古川橋の上り線(橋より下流側)に位置する側道橋の設置工事。橋を支える重要な基礎部分——およそ50メートルの杭打ちを含む橋台の底板工事が完了し、今年11月頃には両岸から橋を吊り上げて設置する予定だという。
この側道橋は、歩行者と自転車専用に設計されており、自転車専用レーン1.5メートル、路肩0.5メートル、そして歩道は最大で5メートル(実質4.5メートル)に拡幅される予定。これにより、これまで狭く危険だった歩行空間が大きく改善される見通しだ。
なお、今回の工事は片側のみ。もう一方の下り線(橋より上流側)の側道橋については、現時点で着工時期は明らかになっていない。
一方、現在も使用されている古川橋本体は、引き続き自動車専用橋として機能。車道部分は**3メートル幅の2車線(計6メートル)**を確保し、電線の地中化によって景観や安全性の向上も期待されている。
この一連の工事は、東武動物公園駅の東口から国道4号方面へと続く、約390メートルの区間で行われており、埼玉県が主導する道路拡幅事業の一環。将来的には、地域住民や通勤・通学者にとって、より安全で快適な移動環境が実現されることになりそうだ。
(杉戸県土整備事務所提供の側道橋完成イメージ転用)
古川橋側道橋工事説明会資料より抜粋
詳細は下記サイトをご覧ください。
杉戸県土整備事務所 古川橋側道橋の工事の実施について
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/251981/hurukawabashikoujisetumei.pdf
町民記者 K.Y